Firebase CLI を使用出来るようにする
はじめに
最近、個人でwebサービスを運営する人が増えてきました。個人運営からはじめたサービスが、ビジネスとして成長していくケースも少なくない状態になっています。Firebase を使用すると、webサービスの開発で独自のサーバー インフラストラクチャを構築することなく、webサービスを実装できます。
Firebase公式のコマンドラインインターフェース(CLI) Firebase CLI の設定方法をまとめました。
参考になる本
- サーバーレス開発プラットフォーム Firebase入門
- Firebase Authenticationで学ぶ ソーシャルログイン入門 ID管理の原則にそった実装のベストプラクティス
- 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方
Firebase コンソール
Firebase CLI は、Firebase プロジェクトを管理、表示、およびデプロイするためのさまざまなツールを提供します。 Firebase CLI を使用する前に、Firebase プロジェクトをセットアップします。
npm (Node Package Manager) を使用して CLI をインストールし、グローバルに使用可能なfirebaseコマンドを有効にします。
:::note alert 注: Firebase CLI にはNode.js v14.18.0 以降が必要です。一部の Firebase 機能には特定のバージョンの Node.js が必要な場合があるため、特定の Node.js 要件については、各 Firebase 製品の開始ページを確認してください。 :::
Firebase CLI を使用出来るようにする
Firebase CLI を使用することで、拡張機能をインストールして管理することができます。 以下の手順でセットアップします。
ステップ 1: 次の npm コマンドを実行して、CLI をインストールするか、最新の CLI バージョンに更新します。
$ npm install -g firebase-tools
インストールが終わったら、firebase コマンドを実行できるか確認しておきます。
$ firebase --version
ステップ 2:新しい Firebase プロジェクト ディレクトリを設定するか、既存のプロジェクト ディレクトリに移動する
ステップ 3: を実行して、この拡張機能を拡張マニフェストに追加します。
$ firebase ext:install stripe/firestore-stripe-payments --project=projectId_or_alias
ステップ 4 (オプション): Emulator Suiteを使用してこの拡張機能をローカルでテストする
$ firebase emulators:start
ステップ 5:マニフェスト内の拡張インスタンスをプロジェクトにデプロイする
$ firebase deploy --only extensions --project=projectId_or_alias
まとめ
Firebase CLIの設定方法をざっくりとまとめました。 参考にして頂けると幸いです。