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ちょっとためになるブログ

ハッカソンのやる事リスト

はじめに

ハッカソンとは、同じテーマに興味を持った開発者が集まり、協議・協力しながら集中的にコーディングを行う催しです。 ハッカソンという言葉は、ハック(hack)とマラソンmarathon)を組み合わせた造語とされています。

ハッカソンは、プログラマーの個人作業になりやすいプログラミングを、大人数で賑やかに行う点に特徴があります。短時間で集中して開発を進めることで、スキルの向上が促されたり、意見を出し合いながら進めることで、新しいアイデアや発見が得られたりといったことが期待できます。ハッカソンプログラマーの祭典として、あるいは、研修活動などとして行われます。

今回、自分がハッカソンを体験して勉強になった事を備忘録としてまとめます。 また、次回参加する機会があった場合の為に 「やることリスト」 を用意しました。

ハッカソンを体験して勉強になった事

参加したハッカソンの内容

  • 企業の開発中のSDKを使用して、サービスを2週間で作成する
  • 一緒に開発するメンバーはほぼ初対面、年齢も所在地もバラバラ
  • 技術レベルは初心者から中級者、職種もさまざまな人が参加
  • ハッカソンの成果物は、アプリケーションと発表スピーチ

企業がハッカソンを主催する目的は多々ありますが、新しいサービスや機能に関するアイデアやヒントを発掘できることが大きな目的としてあります。 内容によっては、製品化を目指して本格的なプロジェクトになることもありえます。例えば、Facebookで有名な「いいね!」機能も、もともとは同社のハッカソンを通じて誕生したものだそうです。

警告! 企業と秘密保持契約を結んだ場合は、情報の取り扱いに注意してください!

ハッカソンのイベント事例

官公庁や大学、企業がさまざまなハッカソンイベントを実施しています。 参考にイベント記事などを見てみると発表の方法など勉強になります。

ハッカソンに参加して感じたメリット

  • 最新技術・テーマに触れる絶好の機会になった
    最先端のテクノロジーを利用して開発を行うハッカソンに参加した為、新しい技術に触れるだけでなくその活用の可能性をさまざまな人と協力しながら模索する経験は、とって大きな財産になりました。

  • コミュニケーション活性化
    普段個人作業の多い自分にとって、担当外の業務について知る機会となりました。一つのゴールに向かってコミュニケーションを重ねることで、互いの理解が進み、あまり接点のない人とも信頼関係を育むきっかけとなりました。

  • ゼロから完成まで作り上げる達成感と経験値の獲得
    ゼロから完成まで一貫して作り上げたときの達成感は格別なものがありました。また、作り上げた成果物に対して、きちんと評価を受けることで、開発のモチベーションも高まりました。

事前準備

スムーズに作業を開始する為にいろいろな事前準備を行う必要があります。

こちらの本を読むとアイデアの出し方やタスクの進行管理などがスムーズに行えます。

心構えと把握すること

  • 仕事をしながらハッカソンで開発する為の時間管理
    • ハッカソン期間中、仕事を定時に終えれるようになっているか
    • 仕事後、ハッカソンの作業をするメンタルやモチベーションを保てるか
    • 体調などのコンディションを整えているか

注意! 作業時間を1日2~3時間確保すること

  • チームメンバーに関する情報を把握する
    • チームメンバーが何を目的に参加したのか
    • チームメンバーのやりたい事と出来る事は何か
    • チームメンバーとしっかりミーティングが出来る時間があるか

注意! 作業時間には、他のメンバーの作業を助けることもあります。 また、作業を助けてもらう事もあるので、何に詳しいかを把握するとスムーズに作業が出来ます。

やることリスト

  1. テーマに対して問題点をチーム内で洗い出す。
  2. 問題点を1つに絞りこみ、ペルソナを設定して解決策(サービス)を検討する。
  3. 実装する機能を決めて、必要となるタスクを洗い出して工数を見積り、担当者を割り振る。
  4. 開発をする。
  5. プレゼン準備と練習をする。

プレゼン準備で考えること

  • テーマの問題点をどのように解決するサービスなのか
  • どの部分をデモで見せるのか
  • 自分たちのこだわりはどこか

まとめ

ハッカソンは短期間で企画から開発まで行うので、まったく楽なイベントではありません。 しかし、参加して得られるメリットは多いので、少しでも気になった方は参加を検討してみてはいかがでしょうか。 エンジニアとしてのキャリアアップを加速させるきっかけとなるはずです。